とき:2月11日(土) 、 上り大潮初日
ところ:米水津⇒鶴見


『遊んだ・・・満員?』
プロローグ
金曜日の帰り掛け、“ボスが、明日行こうか?”って私の心の背中をドンと押した。“何時もの時間に迎えに行きます”と二つ返事で決まった。

帰りに、まつき釣具に立ち寄り…先週結婚したばかりのY君と話しをしていたら、明日は第ニ土曜日で有る事を知らされた。エッ、そうだったか!?(冷や汗タラーもんです)。それならNFCしかない、と直ぐNFCの久寿米木船長の顔が浮かんだ。よっしゃ決めた。帰宅してからNFCに電話を入れた。

考える事は皆同じ!? 朝9時半頃、NFCに到着、駐車場は万杯だった。船長と奥さんが出迎えてくれた。挨拶もそこそこに、お2人にお手伝い頂いてなんとか車を停める事が出来た。

実釣】
イカダ釣りから瀬替わりの2人と一緒に出港した。天気は前線通過前、夜半には雨が…そんな春先の寒さがチョット緩んだ土曜日、余り風も無くベタ凪に恵まれ、下げ潮で米水津で空いて居た“ヒラセ”で、昼からは鶴見側のB級磯…テッポウウド・ハナレに瀬替わりして遊んで来ました。潮がグチャグチャだったのと腕が悪いので、あんまり釣る事が出来ませんでした。

さて、昼前、磯周りには小魚が一杯、餌盗りのキタマクラも元気だった。ボスに4番向きの本命ポイントに入ってもらい、引かれ潮に乗せて沖の潮目を狙って下さいとアドバイスして、私は中央の釣り座で始めた。手前は餌さ盗り、沖目は当たり無し…暫くして右手に釣り座を移動して、サラシの先から流し込んで見た。そこで始めてクロの当たりを捕らえる事が出来た。ヒラセの沖側ではデカイのがバシャバシャ…噂のナブラだ。沖目に棚を浅くして仕掛けを入れ、コマセで誘って見たが、ノーヒットだった。

その間、ボスもポツリポツリと当たりを捕らえていた。昼食の時間になり一息つこうとした時、船長が見まわりに来てくれた。“潮が変わるので瀬替わりしよう”と声を掛けてくれたので、了解してボスを促し片付けを始めた。

鶴見崎のテッポウウド・ハナレに瀬替わり。
瀬替わりした時、前に居た3人組みさん達から、コマセと付けエサを沢山頂きましたが・・・。コマセはパン粉主体で付け餌さは沖アミ生のLサイズ。“良くもこれで釣って居たな”と首を傾げるシロモノでした(ゴメン)。

道具をセッティングしてから、満ち込みの潮が動き出すまで、アルポットでお湯を沸し、熱いお茶で昼食を食べた。

満ち込みの潮が東クボのハナから流れて、沖に本流の潮目が走ればバッチリ頂きだー!っとイメージしながら2人で潮の変化を読みながら攻めてみた。しかーし、沖からの当たり潮が強く、潮が沖に抜けて行かない。グチャグチャな潮に苦戦しながら手前で1枚づつキープ。その後、仕掛けを重くして沖の潮に遠投して乗せて見たが、30メートルほど流れた所から左に流を変えて、流れが死んでしまう状態が続いた。

半遊動から全層遊動に切り換えて試した、ハリを4号まで落とし…左のサラシの先に流し込んで見た。やっと当たりがでた。かなり深いところで食って来たのでグイグイ浮かせに掛ったら、フッと抜けてしまった。唇の皮一枚で掛っていたのが、外れてしまったようだ。

潮が良くならないまま4時半になり、最後の一投を沖の潮目に投入して、コマセをタップリかぶせてどんどん流した…やはり左へ曲り、瀬際に沿ってナガウド方向に流れて行った。暫くして当たりを捕らえたが、難無く手前に寄せてきたら…???アレレー???  モノが違う。顔を出したのはバリだった。ガックリ!


納竿後の満ち込みの潮で海水温17.0℃であった。

ボスは5匹のクロをゲットして…(2匹ばらしたけど)ご機嫌
良かった
(ホッ)

期待していた潮目が出来ず、釣りずらかった…
取敢えずボーズじゃなかったぞ!
最後の一投で、バリ(アイゴ)が喰って来た…ガックリ
昼の回収&瀬替わり便
5時の回収便は満員御礼だった
そして…
回収作業はみんなが手伝って
大賑わいでした
お世話になった、
西の浦フィッシングセンター

【後書・釣果それぞれ】
*ヤッパリ沖黒、横島に上がった人のクーラーは満タンだった。それ以外はボチボチだったようです。

*船長談では仙崎沖、定置網に100トンもの回遊グレが入っていたそうです。こんなの10年振りかな?
 この日、NFCのイカダでは56cm,3.1kgのチヌが上がっていました。又先日80cmオーバーのマダイも釣れたとか。
 今度はイカダで遊んでみたい・・・・。

*NFC >>>> 西の浦釣りセンター nishinoura-tsuri-centerは、下記URLより
http://www.nishinoura-tsuri-center.jp/

【危険が一杯】
*磯釣りで転落死: 釣行前日、10日午前5時半ころ、深島で中津から1人で釣りに来て居た66歳の男性が海に転落して死亡。渡礁して僅か1時間後の事だったそうです。彼はライフジャケットを着用していたのだったが…。 合掌

幾ら馴れていても、元気でも、特に夜の磯では細心の注意を怠り無く慎重に行動しましよう。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜end〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜