とき:4月20日(日)、大潮
ところ:米水津_横島4番
ねらい: クロ(グレ)

『風吹けど上がらず!?』
 水温が上がり始めてクロの喰いが立ってきたのに当番瀬が空いてるよ・・・行かないか?の甘い言葉に惑わされ、三浦師匠と衛藤さんを誘っていざ鎌倉・・・。
私は19日の夕方から西野浦の筏に行き、真鯛狙いで遊んだのだが、水温16℃にして真鯛のアタリ無し。夜10時過ぎに米水津、有漁丸の待合所へ移動。
既に三浦、衛藤両氏は仮眠中。

翌朝4時半、待合所に西原氏が現れた。西原氏の2.5キロのモイカを釣った話などで盛り上がり、船着場へ。5時出港、西原氏は10時までの釣りと言って、真っ先に西の鼻へ渡礁、船は沖黒を回って横島へ向かってスピードを上げた。うねり少々、北風が強く沖では白波が立つ。先ず横島4番に我々3人で渡礁。裏の鶴見側に2人を上げていた。既に、キャップライトがいらない程に明るくなっていた。

久し振りの横島4番。以前には無かった命綱が正面と側面の崖に張ってあり、移動し易かった。

道具を置き、一息ついた頃後方から朝日が昇って来た。沖側の横島3番と中央の2番では既に全員竿出し中だった。横島4番のテッペンは風が強く当り、立っていると危険な状態だった。
私は3番側に、江藤さんが、先端その後ろに三浦さんがとそれぞれ釣り座をとってつり始めた。

釣りは風と風に押された表層流との戦いで始まった。仕掛けを狙った潮に引かせクロのポイントにコマセを同調させながら流し込む工夫を試みるが・・・クロのヒットを確認できないまま時間が過ぎる。潮ドマリ前に江藤さんがマルハゲを1枚ゲット。この日唯一の釣果であった。

潮が変わり下げに入った。暫く突端前には大きな渦のような複雑な流れが起っていたと思っていたら・・・ゴーっと沖に抜けたりと変化しながら刻々と表情を変えていく。当然仕掛けはマトモニは沈んでいかない、其処に風がビュービューっと横から吹き抜けている。仕掛けを重くして水中しお受けを付けて深く沈める事とコマセを同調させる工夫をしたのだったが・・・水温が下がり一向にクロは喰ってこない。あわよくば真鯛でも釣れないかと期待したのだったが、
結局下げ潮ではダメだった。

そこで、最後に残り少ない満ち込みに期待していたのだったが、いつもなら喰って来るポイントに仕掛けが入っていっても全くアタリがなかった。終わってみれば見事にボーズ!!
周辺の各磯を見ていても、クロのあたりに依る竿が曲がっ
た様子が無く、目撃したのは3番の角でブダイを掬う姿だった。

写真で見る今回の釣行・横島4番とその周辺
朝日が後方から昇って来た
風裏の2番に2人
横島3番では6人が広がって竿出し
夜明け、北風が強く、防寒着用が正解だった
満ち潮が横3に流れる潮ドマリ前の
時合いに気合が入る2人


*命綱、いや太い安全ロープが設置してあり
崖の上り下りで助かった
潮の流れを確認中・・・
だが、潮の流れが複雑で変化が早く、
綺麗に抜ける流れがない
日中、潮ドマリに江藤氏休憩
下げ潮に一人粘る三浦師匠
横の平瀬に2人
後ろのキナルに2人
船着場
お世話に成った有漁丸
と船長

■残念ながら今回の釣行に釣果写真を掲載する事ができなかった。今回の釣行前に二日間降り続いた雨のせいで、満ち込みは暖かく下げ潮は冷たくなる潮だった。我々の裏側に上がった2人に満ち込みでアタリがあったが、バラシてしまったと言っていた。これから水温が上がり安定してくれば、魚の活性が高くなり好釣果が期待できる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜