とき:
2006.06.03
ところ:米水津・沖黒・西のサラシ 対象:クロ
釣行記事 週末、陸上の天候は薄ぐもり&晴れ。クロ釣りと夜マダイのダブルヘッダーの釣行を計画した。佐伯の釣具屋に寄って情報を聞くとウネリが大きく米水津は金曜日には土曜日の渡船は休みを決定したと聞き、それなら西野浦だっ、と逆の発想で米水津に挑戦と決めた。

朝7時、船長は様子を見て出船するので暫く待機するようにと言った。10時、予約の客が来る筈だったが来ない。そこで私1人を乗せ沖黒に向かった。湾内のイケスを過ぎた辺りから長い波長の大きなウネリが船をゆらす。

長太に2人、千畳敷に5人、水取りに2人と瀬上げして…沖に廻って作バエは無人・危険、東のサラシに2人…。ウドバナ、ビロー下は空いて居たので、始めウドバナに渡礁を考えたが、船長が西のサラシが空いてるからと勧めてくれたので、西のサラシに上がった。

そこから西のハナとダンゴに2人ずつ上がっているのが見えた。
後で分かったのだが、金曜日はもっとウネリが大きく、長太は打ち越して灯台の土台まで波を被っていたそうだ。

収まり始めたとはいえ地ウネリは台風の余波の如くで、数分後毎にバカ波を伴って打ち上げ、大きなサラシを作って居る。オマケに右手の西のハナとダンゴの間から強い北西の風が呼吸しながら吹き、満ち込みの潮流と逆に吹いて居た。

11時実釣開始。明らかに海中の潮が複雑に大きく変化している事が読める。3Bのウキに1.7号ハリス、しっかり潮に引かせる仕掛けにして遠投気味に払い出しの先から沖の潮目に引かせる。
しかし、キタマクラの猛攻に大苦戦を強いられた。仕掛けをG2の2-1-2に変えウキ止めを外し広範囲に探って行くが、ウキを押さえ、ピューっと走ったのに…、ヤッパリ当たって来るのはデカイキタマクラ(泣)。暫く磯休めにして昼食。

干潮に成り、風に押さえられた為か徐々にウネリも収まり始め、風も徐々に弱く成って来た。納竿まで残り1時間と短い。呼吸しながら吹く風が止んだ瞬間、潮目が現れる。その一瞬、すかさず遠投して、届く場合は潮目にダイレクトに仕掛けを入れ、遠い場合は近く投入して風を利用してふけ糸を操作し、仕掛けを素早く馴染ませる。コマセを打ち込む…そこで始めてクロのアタリを捉える事ができた。

そんなんアタリが2回有り、ナンとか2匹だけ確保した。梅雨グレが始まり、前々まではクーラー満タンの釣果が出ているのに、釣果としては情けない状況では有ったが、状況からして仕方がないと自分に言い聞かせて納竿とした。
周辺の風景、納竿後
釣 果