とき:11月3日(分化の日)
ところ:鶴見・高手南

『ゆっくり行ってもラッキーの巻』

 11月2日夜、別府で某メーカーと緊急会議。当然ダウンタウンに繰り出す。客をホテルに届けてタクシーでの帰り、ボス(W氏)から明日行こうか?とお誘いが掛った。ボスはその気で早く切り上げたのだった。その心意気を察知して、ハイ行きましょうと二つ返事で了解。7時か8時、準備が出来たらお迎えに上がりますと言って別れを告げた。

 仕度は既にして有ったので、1時半就眠。翌朝6時起床、我家の温泉風呂にゆっくり浸かってアルコールを抜き、心身ともにスッキリ。朝食を取ってから、ボスの体調を気遣い8時にピックアップ。何時ものように大分自動車道で別府ICから津久見へ抜け、ローソンで食料&飲料を買った所で船長に電話を入れた。「今日は久し振りに満員御礼、表は無理だから取敢えず湾内にでも上がって磯が空くのを待つ事に成るけど」、と言うから、全然OKですと言って、船長の了解を取ってから佐伯へ走った。
 
 鶴見崎フィッシングで集魚材、オキアミ&付け餌さ、氷を買って梶寄港へ。
10時過ぎ、我々2人だけを乗せ速河岸払い。

 港を出て佐伯湾側へ向かう、先ず“地下の平岩”を伺うが、北西の風がマトモニ当たっているので敬遠、“赤鼻の地”を廻って大島港沖に差し掛かった時…船長が目ざとく「おっ、高手南に船が着いたぞ。多分回収だ」、と言ってエンジンの回転を上げる。松バエの横を抜けて行くと、正にxx丸が回収して行った。それっとスピードを上げ、難無く瀬着け。超ラッキー!超満員の日に、10時半にここが取れるなんて、幸運の女神と船長に感謝だ。船長にお礼を言って瀬上がりする。

 早速仕度に掛る。風が右手の湾内からかなり強く吹いていた。コマセは集魚材2種類にパン粉+解凍オキアミ生とした。竿出しは11時半頃、下げ潮になっているはず。ここも釣り座が高く、風が有る時は釣り難い。ボスには、釣り座右手のポイントを集中して攻めるように指示してから、自分は沖目を広範囲に探り潮の変化を捉えようと手返しを繰り返す。

 風の影響だろうか、潮が余り動かない。アタリが無いままエサが盗られる状態が続く。12時半、一旦休憩して昼食とした。

チョンバエと松バエ、その向こうが小間島
私の釣り座
W氏はイスに座ってのんびり竿出し
左手に1人上がっていた


 昼飯を取って元気1杯! 2人で仕掛けを変えたり、棚を変えたりしながら瀬際から竿1本程先のポイントを探る。丸ハゲとバリ(アイゴ)が食って来た。直感…棚が合っていない。

 其の内、コマセに大きなハゴイタが5〜6匹群がるように成って来た。遊んでみようとウキ下半ピロにしたら鈎掛かりした。グイ〜ン・グイ〜ンと良く引く。引きを楽しんでから、エイ,ヤッと無理に引いてサヨナラ。

良く引いた40aのバリ

 暫くは手前に押して来る潮が続き、3時過ぎに小休止。4時頃から風がゆるくなり、風向きが北西から北風に変ったようだ。そこで、KZウキをスルスルにして広範囲に探りを入れて見た。すると、かなり深く仕掛けが入った所でオキアミがかじられた。W氏に、食い棚は深いようですと告げて自分も仕掛けを変えた。

 そして、最初にグレをヒットさせたのはW氏。棚は竿1本半弱。暫し久し振りのグレの引きを楽しんでもらってからタモ入れ。38a程の口太グレ。更に、イサキをゲット。
 
 潮が緩やかに右に流れ、右のサラシ払い出しの流れとあたる所にポイントが出来ていた。続いて、ポイント手前で仕掛けに張りを与えた所でコツン、ギューンの引きで、私にもヒット。42aの口太だが未だスマートだった。その後続けて1匹釣った所で、もう回収の時間。宮丸の船が見えて来た。

釣果:


釣果:
口太38~42aとイサキ

■後30分欲しかった、と後ろ髪を引かれる思いで磯を後にした。
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