とき:11月17日(土)、小潮
ところ:鶴見・大島・_平田バエ
ねらい:グレ
『海が歓迎してくれた』
イヤー、本当に久し振り、実に5月以来に鶴見の沖磯釣行だった。
金曜日の深夜、全ての状況が“直ぐ支度して釣りに行って来い”と言っているようだった。船長に電話するには遅いので、とりあえず梶寄港に向かった。
途中、鶴見崎フィッシングで様子を聞いたが、クロの釣果は米水津の沖磯でポツポツ上がり始めたが、あまり芳しくない様だと話していた。
米水津の渡船や、てる丸の駐車場にはそこそこ車が有ったので、結構来ているなと思いながら梶寄港に到着。既に泊まり客の車など10台以上が駐車していたが、運良く船付け前が一台分空いていた。
早朝5時、久し振りに宮丸に乗船、多く思えた釣り客も半数は他船の客で、6人ほど。ビシャゴの離れが空いていたが、暗いうちに上がるのは危険なので敬遠して大島側に進む。底物狙いのご夫婦をダンバナ・四畳半先の角に・・・足場が悪く滑りやすい釣り座だ・・・、続いて私は平田に上げてもらった。
《今回、愛用のデジカメは仕事で社員に貸していたので、携帯のカメラで撮影したので画像が小さいです》
平田の釣り座からの眺め左側 |
釣り座右側 |
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釣り座左側沈みが徐々に隠れ始めた所
向かいの外ビシャゴに二人竿だし中
オオバ、エコバエが遠景 |
釣り座右側
潮の動きが読み難い |
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満潮時になると沖の沈みが水没する
反転流と沈みからの打越流がぶつかって・・・ |
下げ潮になると右側から反転流が流れ込んで来る |
道具を広げて支度を始めてみたら・・・アララー竿立てが無い!前回のイカダ釣行のとき要らないからと別の竿ケースに入れておいたのを忘れてしまっていたのだ。
夜明けは未だ下げ潮がしばらく流れ、日の出後満ち込みに変わる潮周り。
久し振りに上がったので、イメージが湧かない。とりあえず、潮の流れを確認する為に、正面手前にコマセを打って様子を伺うと、手前に当って来ていたので、右手から潮の変化を探りながら仕掛けを投入して行った。
ところが・・・潮目だろうが何処だろうが、遠投しても、何処に投げてもヒットするのは、ひとツッパリの小アジ(ゼンゴ)ばっかりだった。途中で2時間ごとくらいに休憩してコマセを打つ手を休めて見たが、状況は変わらず、満ちこみ一杯アジばかり。
沈みのサラシの周辺で、スズキが小魚を追う姿を数回目撃した。かなり大きい奴だ。
11時過ぎに佐伯の後藤船長の携帯に電話を入れてみた・・・”マダイは全然当らないから、もう帰るところだ”と残念な返事だった。来週に期待ですねっ、釣れだしたら電話を下さいとお願いしておいた。
仕掛けを替えて、気分転換をと、全層誘導で2時間ほど探って見たが、ゼンゴ以外は釣れない。沈みの際を過ぎたところではセンプーが釣れた、トホホー。
お向かいのお二人も頻繁に竿を曲げているが、タモ入れした場合のも大して型は良くないようだ。
小潮ながら昼過ぎ、潮位が更に上がって徐々に沈み瀬が隠れ始めた。兎も角今日は右から左流れの片潮らしいので、沈みに当って左に抜けて行く潮を攻める事に集中する事に決めた。沖の潮に乗せて流そうとしても、手前の潮が強く流れる為、上手く流せない。何とか遠投して流してみたが・・・ヒットしたのはまたまたゼンゴちゃんばっかりでした。
午後2時頃、潮ドマリから下げ潮に変わる筈だが、相変わらず右から左への反転流が流れていた。沈みを超えて流れ込む潮が結構いい感じで流れ出した。
チョット付け餌の事が心配だ。オキアミ生MのPROパックを買ってきたのだが、まともなものが少なくなってきた。良さそうな物を拾って使いながら残り少ない時間に勝負を賭けてみた。
仕掛けを半誘導に作り直して、コマセと同調させながら狙った筋に流すことを心掛けた。ゼンゴが居なく成った様な気配がした・・・2時半過ぎに、ポイントがハッキリ絞れてきた。感度の良いG2のウキがポイントに向かって流れていく・・・少ししもった・・次の瞬間、スパッと消し込んだ。来た、遂にクロがヒットしたのだった。良い引きだ、ハリスは1.75号だ、それを信じて強引に寄せてきた、足元で突っ込むが竿が1.75号だからグーッとこらえて向きをかえて海面に浮かせた。まずまずの地グロだった。
〆て血抜きしてから、先程と同じ様に仕掛けを流してみた。暫くアタリが出なかったが、10分ほどして二回目のアタリがきた。一匹目より引きが弱かったが、やはり地グロだった。
残念ながら、付け餌が・・・そこで、パン粉ダンゴで釣ってみたら・・・イスズミが釣れてしまった(x_x)。
沖を宮丸が3時の回収に走ってオオバエに向かっていったので、納竿とした。
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釣果
38.5cmと32cmの地グロ
2匹
一ツッパリのゼンゴ多数 |
港に着いたら、そこには熊本の井上ご夫妻が・・・お会いするのは始めてであったが、井上さんの方からお声を掛けて頂いた。年間60回以上は釣行されると伺ったが、お話しているとそのエネルギッシュな話し方から元気を頂いた。奥様は小柄ながら、井上さん以上にお元気で、行動力があるようにお見受けした。
今日の釣果は、数釣った方もサイズ的には全般にレギュラーサイズで不満が残ったようだった。次の潮周りが期待される。
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