とき：2005/11/26(土)、長潮
ところ：鶴見・オオバエ

『長潮でも何とか釣果を』
　大仕事が一段落付いたので、ボスと鶴見に釣行した。
朝7時ボスを拾ってから梶寄に向う車中の会話･･･今日は長潮だから期待できない。何で長潮だと喰わ無く成っちゃうのだろうか?
潮流や引力の関係がグレの捕食行動に性理的影響を及ぼして居るのだろうか?　など等議論は尽き無いが、魚は潮の子･･･未だマダ解明されていない領域なのだと納得しながらも、ボスは既に戦意喪失…。今日はボーズ覚悟だな、と釣果を期待せずやりましょうなどの会話で盛り下がりながら港に9時到着。港では漁師達が定置網の掃除と天日干の作業をしていた。

船長に電話して迎えに来てもらった。海はベタ凪、丁度潮止りで元の間海峡に全く波が無かった。磯はザット90%の混み具合、2人で上がれて安全でしかも潮が通す処はないか…と捜しながらオオバエまで行った。一度表側まで周ってもらって混み具合を見たが、此れからの上げ潮で釣れるポイントには先客が竿だし中、仕方なく空いていたコバエ裏、オオバエの水道側に上がる事にした。

竿出しは午前10時頃、潮止り。ユックリ仕度を始めた。水温18度、少し透明度が高くなって来ている。コマセを撒くとハゲ、フグ、ベラ、タカベ達が集まって来る。

ここには始めて上がったので、潮の流れを観察しながら、今後の参考にした。
上げ潮が徐々にオオバエ＆コバエ＆権現の両側の水道を抜けてくる。潮の変化を見極めるには丁度良いスタートだった。

『実　釣』
昼過ぎまで釣果ゼロ。コーヒーを沸かして昼食と取った。後半どんな釣りに成るのか、長潮のジンクスを破れるのか否か、挑戦は続いた。オオバエには泊り客が3人、5人と渡礁してきていた。お決まりのパターン、待ち切れ無く成った2人が船着きで釣り始めた。自分も含め、見える範囲で竿を曲げて居る姿を見る事なく時間が過ぎた。

さて、後半だが、潮の流れは適当な感じで流れているが、潮流は大きくその流れ方、押し出し方、引き方…を変化して行く。仕掛けを大胆に又は微妙に変化させながら手前から遠投まで色々試してみたが、2人とも釣果無し。

午後3時、小休止の後思い切って仕掛けを変えて見る事にした。取り出したのはＧ3のスルスル、5号ジンタンをハリの上に付けだけのシンプルなもの。結線部の上には潮受けクッションを付けた。

それが効を奏して・・・
仕掛けを潮目に投入してコマセをウキとその後ろに多目に打ち込んでからどんどん流していった。ボスの前辺りで追いコマセを打ち、更にながしていく、ウキは潮に引かれて見えなく成った。そこから更に流す…やがて道糸がパラパラパラと走った。ベールを起こして、グーンと竿に乗せてから素早くリールを5回ほど巻き、竿を左に倒して、ポンピングしながら手前まで寄せ、ウキが出てから倒していた竿を起こしながら大きく八の字にあおって獲物を水面に浮かせた。　40オーバーだ、貴重な一尾、タモにてバッチリ逮捕。

ボスも同じ様な釣り方をして40�aを1枚ゲットした。

そんな釣りを続けて4時までに写真の釣果だった。

	ボス
	マイ釣り座
	釣果 クチブー 36~43ｃｍ

■　長潮…全般に貧果に終った人が多かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜