とき:2011/12/21(上り中潮初日)
ところ:鶴見・突端-はなれ
ねらい:寒グレ
■日曜日の天気予報では21日から寒波が来る、雪が降ると言っていたが火曜日にその予報は変わって、週末の土日は雪になるが21日までは釣行出来そうな予報になった。1年半も釣行出来ずでストレスがタップリ溜まっているボスから“鶴見に行こう”と急なお誘い、と言うことで今回の釣行が決定。早速、宮丸に電話予約を入れた。
朝7時大分出発、最近になって爆釣情報が続く県南の沖磯、平日でもお客が多い。米水津、鶴見の渡船駐車場には10台以上駐車している。9時半過ぎ梶寄港到着。週末の様に道路脇まで車がはみだいしていた。幸い舟着き前に一台分のスペースが空いていた。船長に到着を連絡、支度を済ませた頃宮丸が迎えに来てくれた。
久し振りにお会いした宮本船長はお元気そうだった。行掛けキャビンでその後の体調、最近の釣況、常連さん達のことなどお話ししながら大島側をオオバエまで見て廻った。当然ながら、良いポイントは空いていなかった。船長が半島側に空いている所があったからと言うので迂回して南下した。途中で引き潮ポイントに居た二人に満ち込みポイントへ瀬替わりするようにとお声がけして回収し、一緒に半島側へ移動。
突端に近づいてみたら、なんと私が好きな“突端ハナレ”が空いていたのだ。勿論即決でOKした、ラッキー!!。そして瀬替わり組みさんは突端東に渡礁した。
この磯に立つのは2006年2月クラブメンバー3人でクーラー満タンにした時以来だが、その時の良い記憶が蘇る。
未だ下げ潮が残っていた。満ち込みに変わるのは11時半過ぎと見て、ユックリ支度を始めた。とりあえずポイントになりそうなサラシの先にコマセを打ち込んでおく。
■写真で見る今回の釣り
・渡礁時は未だ上天気で北風2~3m。
・水道側を見れば、船間から先のポイントは空き無し。
・釣り座、先ずは満ち込みを考えて左手にボス、私が右手で釣り開始。
・ボスは腰掛けて楽チン釣法だ。
満ち潮に変わったが、潮目が遠い。手前のサラシからはユックリ沖に向かって引かれていく。釣り座前に少し離れて沈み根がある。本来なら足元から左へ潮が抜けて行くのだが、その流れが起こらない。
そこで、沈み根の右側水道からの打越流のサラシの先から沖の本流に合流する流れと、左のサラシの先から沖に引かれる引かれ潮を狙うことにした。昼過ぎにやっとクロのアタリがで始めた。始めは35cmサイズが釣れたが、直ぐにサイズアップして40cmオーバーが連発し、47cmが混じった。潮流のあるポイントでヒットするとオープンベールに添えた人差し指を弾きながら、道糸がバチバチバチっと出て行く。この感触がたまらないですね〜!
しかし流れがゆるい所では喰いが浅く、唇一枚で危ない奴やタモ入時に外れる事があった。
しかしその間ボスは正面から左側のサラシの先を攻めていたが、カワハギとカラフルな餌捕りしか釣っていなかった。
徐々に薄雲が広がり北風が強く吹き出した。あわせて潮の抜けが悪くなりアタリが遠のいたので、昼食休憩とした。
沖の潮目は少し手前に寄ったり、四国に向かって流れたりと大きく変化して海の状況が時々刻々変化する。この変化する潮流を読み、その攻略を考えるのが沖磯釣りの妙味であり醍醐味である。
食後、釣り座を交代して久々に沖磯で好きなグレ釣りを楽しむボスに釣果をあげてもらうことにした。喰いしぶり気味なのでボスも仕掛けを変更した。喰い込みを良くして再開したのだった。
コマセが効き始めた3時過ぎからボスが入れポン状態になった。私はタモ係、掬ってハリ外し、〆て血抜きしてからクーラー入れ。私が仕掛けを投入するとすぐ又ボスの竿が曲がる。私も何とか2匹追加したが、釣ってる暇がない程で、嬉しい悲鳴だった。
ボスが最後に自分で掬って、どうだ!でかいだろう!って私に見せ付けるのだった。
4時の回収に回る宮丸
夕方4時過ぎ、潮が止まる。丁度クーラーが満タンになったので納竿にした。
久々にクロでクーラーが満タンになった。
・納竿後、足元の水温を計ったら19℃丁度もあった。例年なら17℃くらいに下がっている頃だが、今年は水温の低下が遅れているようだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜