とき:12月21日(木)、大潮3日目
ところ:鶴見・ウノトマリの地
『棚とりに失敗』
*プロローグ
平日ながら休みがとれたので勇んで鶴見へ出掛けた。最近好釣果の報告が流れた為か、平日ながら結構釣り客が多い。宮丸で朝の5時便に乗る。前線通過の影響で、可也ウネリがある。ダンバナや窓横、トンネルと過ぎクジラ、コバエ、オオバエと見て行ったが、其処そこ先客が乗っているので、宇回してウノトマリの地に着けてもらった。
北西の風なら風裏になるので、比較的釣り易いところである。今日は大潮、それに沖が時化気味なので、もしかしたら一発デカバンが喰って来るかも知れないぞ、っと期待が膨らむ。
*実釣
先ず、電気浮きを使ってイサキでも釣ってやろうと仕掛を作り、サラシの先に流してみたが…、全くアタリがないまま明るく成ってしまった。
クロ釣りの仕掛をセットしてサラシの先から徐々に遠投して、沖の右流れの潮目に乗せて行った。この時仕掛は、竿1.5‐53、浮きG3M全誘導,ハリス2号,グレバリ7号,ジンタンをチモトに1個とした。
何投目かにして始めて、潮目に流れこんだ浮きが消し込んだ、ビシっとくれたアワセにしっかりした手応えがあり、竿に乗った。突っ込みを交わしながら寄せてきたら、42cmほどの大きなイサキだったので、慎重にタモで掬った“ラッキー!”
だーが、その後が続かず、イサキはマグレの一発だったようだ。潮止りにマルハゲ2匹を追加。
そして、下げ潮に変った10時過ぎ、潮目が右手に出来たので遠投して其処を攻めると、遂にクロが食って来た。レギュラーサイズを続けて2匹ゲット。何とかクロの顔を拝む事が出来た。その直後、バカ波が数回襲って来た。幸い、ブーツが洗われた程度で被害は無かった。
昼食を取り、午後の釣りに期待したが、中々アタリが出ない。実際には付け餌は取られていた。水温が高い事も有り、エサは綺麗に取られるので、全てハゲの仕業と決め込んでいたのだが、後から考えれば、チモトはかじられた様子も無く、其の内の何回かはクロだった可能性が大きかった。
午後2時過ぎ、仕掛を半誘導にして棚を一ヒロ半に設定し直し、コマセにパン粉を追加して潮ドマリまじかの流れに乗せて見た。すると読みがぴしゃり的中して、クロがヒットして来た。更に棚を一ヒロに浅くしたら、又またヒット!なんじゃこいつは10月の釣りだと1人で納得したのだったが、後の祭り。納竿の時間に成ってしまった。ぎゃっはっはっは…。大失敗でした。
リベンジを誓って3時の回収便に乗ったのだった。
*後書:回収便に乗り合わせた釣り人が、始め4畳半に上がって居たのだが、バカ波が釣り座まで打ち上げて来て、道具をなめ、着替えが入ったバッカンを流されてしまったそうだ。其処で小間の南に瀬替わりして40cmオーバー交りでクーラー8分目の釣果を上げていた。当人曰く、『変な磯で良い釣りが出来ました』だって。何をか言わんやですね。
______カメラのバッテリー上がりで写真無しです…おしまい_______