とき：2010/01/01（2009.12.30〜2010.01.01)
ところ：蒲江・仙崎・浦島
ねらい：クロ

｢2009年釣り収めと、２０１０年初釣り｣
【プロローグ】
■モイカ釣…撃沈▼
年末の30日夕方から31日朝まで江藤さんと地磯でモイカ釣りに挑戦したのだったが、雪がチラつき北西の風が吹き荒れる陽気で全くお魚ちゃんの反応が無く、モイカ釣りのエサであるゼンゴがまったく釣れないのだった。二人してエギングで挑戦したが、こちらもまったく反応無しで31日朝早々に回収してもらった。前日まであんなに活性があったのに、極端な変化に戸惑いを隠せない二人であった。そのまま帰るのはもったいないと、二人で四浦半島の某港に行ってみた。どこに行っても寒風がビュービュー吹きすさび、とても竿を出す気になれない状態ながら、暫く来るまで暖を取った後、江藤さんがアジでも釣ってお土産にしようとサビキ釣りを始めた。見ると後から来た人もゼンゴ釣りを始めた。
しかし私は車から出る事が出来ない。するとNFCに到着した山北さん(北さん)から“宴会するから戻っておいで”とラブコール。後で行くから待っててくれーと返事しておいた。

一方江藤さんのほうは、強風の中でゼンゴを釣り始めたではないか。泳がせにちょうど良いサイズだった。それを見て俄然やる気が出た、活かしに入れてモイカを釣ろうという事になり、結局二人でモイカ釣りを始めた、もう一人の釣り人も泳がせ釣りを始めたので3人で間隔を開けてモイカ釣りを始めた。

元気なゼンゴは風にも負けずドンドン泳いでくれた。3投目、右に流れていたウキが左に流れ始めた。潮が代わったのか…?ふけ糸を取っていたら竿先にアタリを感じたのでソーっと竿に乗せてみたら、優しい引きが伝わってきた。恐る恐る寄せてきたら400gほどのモイカが釣れた。これを江藤さんにゼンゴをもらったお礼に差し上げて8時過ぎに別れを告げ、私は納竿してまたNFCに戻ったのだった。

2009年12月30日〜31日地磯でモイカ釣りに挑戦するも･･･さよなら2009年
2009年の釣り収めにと、江藤さんを誘って地磯に渡りモイカつりに挑戦したが、ゼンゴが釣れず エギングにも反応無しで残念ながらノーヒット

【2010年初釣りの前夜祭】
先ずは大晦日、西野浦釣りセンターで年越宴会で焼酎、美味しい料理＆釣り談義で英気を養い初釣りに燃えつつ爆睡。

2009年12月31日大晦日の宴会
	遅く到着して宴会に参加させていただいた 早くから飲み始めていたお二人は既にほろ酔 い気分だった 大晦日の宴会たけなわ 武勇談に花が咲き お酒が会話を弾ませる末藤さん
	お酒も程よくまわり、暖かいご馳走で満腹になり、後は好きなコーヒー(私の精神安定剤＆睡眠導入剤なのだ）を飲んで寝るだけ

【2010年初釣り】
新春夜明け前、10人ほどで出港、仙崎沖に回る。北さんのお連れはトンガリに渡礁し、続いて私と北さんが隣りの浦島に渡礁した。久寿米木船長が「遠投して、沖を釣るように」とアドバイスしてくれた。
勝負は夜明けからだと、支度をしながら熱いコーヒーを入れて冷えた身体を温めていたら、船長が“釣ったかー！”と冗談を飛ばしてセンターに戻っていった。

ここ浦島瀬、私は始めて渡礁したので、薄明るくなり、沈み瀬や潮流を自分の目で観察し確認してから、攻略を考える事にした。仙崎常連の北さんはもう一泊して明日も釣るので、やはりゆっくり支度をしている。

初日の出に今年の釣果と安全をお祈りしてから、先ずコマセをタップリ打ち込んでおいて、魚を刺激しておいた。

初釣り開始！　7時頃が満潮なので未だ満ち込の潮が流れていた。いきなり遠投して沖に有る二つの沈み瀬の際を流すようにした。数投する内に、だんだん距離感がつかめてきて、コマセと仕掛を狙ったポイントに流し込むことが出来るようになっていった。やがて初ヒット！イメージ通りにフッキングしてから手前の沈み根を交して誘導し、一気に抜き上げた。
2,3匹釣ったら逆光でウキが見難い状況、更に潮の変わり目で潮流がぐちゃぐちゃになったので即休憩。北さん小型の炭火コンロに火を起してくれたので、凍える指先を暖める事が出来た。

お昼までが引き潮なので、少し手前の潮に載せて左から右に流す。コマセと仕掛けが同調したら難なくクロがヒットする。少し手前を流したら強烈なアタリと締め込みで一気に突っ込まれて瀬ズレでプチン！　ハエ根が広すぎて竿では交せないから、デカバンが居るのは分かるが残念ながら瀬際で勝負する事が出来ない。危険を冒して前の狭い離れ岩に乗れば勝負できるかもしれないが･･･止めておいた。足元の海中にモイカが泳いでいるのが見えた。

下げ潮では適当に潮筋を流して時間つぶしの釣りをして、潮流の変化や潮溜まりなどの特徴を観察して過ごした。右手の浦島離れ向きに潮が反転流を作って溜まる所を釣っていたら、明確なアタリは出ないがエサだけ盗られ始めた、暫く見ていたら背びれが見えた。あれはボラの群れである。おまけに昼前にイルカの群れが南下していった。
こんな時は磯休めに休憩するのが得策。お湯を沸かして、二人でランチタイム休憩。　

午後からの満ち潮に掛けてみたんだが、北風が邪魔して同調させ難かったが、北さんと観音周り順番に仕掛を遠投し、沖の瀬際でポツリ、ポツリと拾い釣りができた。2010年の初釣りとしては十分に楽しませてもらった。午後4時納竿。

2010年　初釣り
	2010年元旦　初日の出 明けまして　 おめでとうございます！ 比較的穏やかに新年を迎えました。 皆様、今年も宜しくお願い致します。
	よーし頑張るぞー！ 　　とやる気満々の北さんでーす！
	さすが北さん、熟知した浦島瀬のこと、 的確にポイントを攻めてクロのアタリを 捕らえ、キープサイズを確保してましたよー！
	トンガリに一人で上った北さんのお連れの末藤さん 太仕掛けで大物を狙っているらしい遠目にも太い竿がハッキリ見えます 沖にある離れの際を攻めて確実に釣果を上げていました が、デカバンは出なかったようです
	下げ潮と北風で潮が回り込んで釣り難い 潮溜まりのポイントには大きなボラがワンサカ 群がっていたのだが･･･ この時点では未だ気が付いていないのだ
	なんだかんだ遊んで、初釣りでのキープサイズは こんなもんでした（自宅で撮影)

■　今回は全部ハリス4号で釣ったのでした。寒グレは細仕掛けで深棚を探る…の定説にあえて挑戦したのだった。幸運にも水温が17℃くらいで風が強く海面が騒いでいたから、太仕掛＆浅ダナ（２〜３ヒロ）でも喰ってきたのだろう。結果オーライってことです！水温が下がれば喰い渋るでしょうね。他の磯に上った人は、竿1本以上深くしてアタリがあったと言ってました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜