とき:2011年10月1~2日、下り中潮
ところ:米水津/長太バエ
ねらい:クロ
今回は、7月以来の沖磯釣行でした。
北さんと義兄x2(酒豪)と私の4人、西野浦釣センターに集合したのが午後3時半。久寿米木船長が愛情を注いで改装の済んだばかりの“釣センター丸”に初めて乗り込んで出発した。荷物が多いので4人で満杯に近い状況ながら船足は軽く、エンジン快調!
湾の外に出ると北西の風が強く吹いていた。運良く長太バエは空いていたので西側に接岸し、全員でフーフー言いながら荷揚げした。上に荷物を運んだら汗が噴出した。先ずは、海の様子を観察。満ち潮が風に逆らうように蛇行しながら流れている。坊主、ウズが出来ていて潮の抜けが悪い流れだ。
潮が落ち着くまでは釣りにならないと考え、ユックリ仕掛けを作り、遅い昼食を軽く食べてから北の突端に釣座を構えた。コマセに反応して南方スズメダイが瀬際に群がりその下と潮下にコッパグレがコマセを拾っている。仕掛けは軽めにして棚を竿2本と深く取っておき、浅場から深場までの広範囲に誘いを掛けて探るように本流に仕掛けを投入、コマセを後ろから数杯打ち込み、仕掛けに張りを与えずにどんどん送り、流れを読む。表層流が本流を右に押しているので、潮筋から外れて行く。コマセが効いた辺りでコッパグレが跳ねている。
そこで本流筋の左にやや遠投する。本流の先に大小のボーズが幾つも出来て底潮が走っている事が分かる。今度はボーズの左側のヘチに沿って上手く流れて行った。少し仕掛けを張って誘いを掛けてみた、その直後ウキが走りコナガちゃんがファーストヒット。その後も、コッパグレのヒットが続いたが、少し深く仕掛けを入れて流したらサイズアップしたので、キープする事にした。陽が傾いた頃、真鯛がヒットしたがヤッパリ30cm位だった。貴重な一匹になりそうなので、大事にキープする。米水津湾からの風が(左前から)吹きっぱなしでコマセを打ち難い。更に潮筋が頻繁に変化して、正面から右は足元から遠くまで二枚三枚潮の様子で釣りにならない。
酒豪のお二人さんはビールを飲みながら、マイペースで釣りを楽しんでいる。皆同様で、コッパグレやバリを釣っては放流を続けて居た。夕マズメのゴールデンタイムもデカバンのヒットは無いまま暗くなってしまった。釣座を反対側まで移動して、仕掛けを電気ウキに変え、道糸もリールごと交換し、ハリスもハリもワンサイズアップしてから、お楽しみの宴会タイムの開幕となった。(今回はこれがメインだった様だ)
北さんの判断で、今回は焼肉ではなく鍋でおでんを肴に宴会が進む。酒豪のお二人は日本酒で、私と北さんは飲み易い焼酎のアセロラ割り。北さんが作ってくれたおでんが美味しかったよ〜〜〜!ご馳走様でした!!
夜釣の前に寝床を作り、お湯を沸かして珈琲を飲んで酔いざまし。9時過ぎ、もうソロソロ下げ潮に変わっているだろうと思って様子を見に行ったが、未だ上げ潮がガンガン流れていたので、あきらめて仮眠をとることにした。
夜中に目を覚まして、潮の様子を見に行ったら、今度は下げ潮がゴンゴン流れていた。アジでも釣れないかとやってみたが、手前も沖も喰って来るのはキンギョばっかり。夜釣りはあきらめて、早朝の潮の変わり目から勝負する事にして、又眠りに付く。
早朝4時過ぎに起きて、支度を始めたら北さんも起き出して来た。お湯を沸かしてカップ麺とお稲荷、珈琲で朝食。釣座を又北側に移動して朝マヅメを狙った。段差のある岩場の移動が多くて、運動不足の解消になった(フゥ〜〜)。
低気圧のせいか、おかしな潮流は相変わらずで、時々潮が抜けて行く。その瞬間だけクロがヒットするのだが、相変わらず放流サイズばかりがヒットする。そんなこんなでコマセも終わり、私と北さんは早々に道具を片付け、磯の掃除をして帰り支度を整えた。
小腹がすいたのでスナック菓子で腹ごしらえをしてから、酒豪お二人の釣りを拝見しながら2時の回収時間まで暇つぶしをしてました。こんな釣も又楽し。
シーズンインしたら、再挑戦しましょう。
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半年を掛けて船長が 愛情込めて改造し、完成した“釣センター丸” |
準備が出来た、先ずは一息ついて・・・ | |
酒豪がコッパグロをヒット | |
メインイベントの宴会風景 | |
写真撮るど〜! | |
釣れても釣れなくても磯釣は楽しい! | |
瀬際で大物を見た北さんが頑張る | |
最後の荷物を運ぶ北さん | |
午後2時、早目の回収風景 | |
私の釣果 |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 by Toyoiso 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜