とき:2018/11/23-24、大潮
ところ:蒲江・地磯
ねらい:モイカ
今年もモイカ釣りのシーズンになった。連休にやっと休みが取れたので衛藤さんとモイカ釣りに出かける事が出来た。NFCの久寿米木船長に予約の電話を入れて23日10時過ぎに自宅を出発(衛藤さんの新車でした)、佐伯で買い物をして13:30到着。
支度を済ませて14:30出港、目指す地磯に向かった。幸いにして地磯3番に船長のお客さんが上がって居たので、入れ換わりに渡礁。
大潮の満月、釣果に期待が膨らむ。先客の話では良型のアジが釣れたと言うので、回収時に残ったコマセとオキアミを有難く頂戴したのでした。(有難うございました)
期待通りにはいかないのが常!?
大潮周りの地磯では、潮の流れが悪い事が良くあるが…生憎今回も最悪の潮であったのだ。
先ずはフカセ釣りでアジを狙ったのだが…満潮まで2時間だが潮が通さない、潮止まりまでドローン…何処に投げても餌盗りのフグに邪魔れっぱなし。
手前で衛藤さんが大きなサノジを釣り上げたが、その後はクロもアジも喰って来ない。
沖目に投入して深ダナを狙っていたら、一気に走る強烈なアタリが来た!竿に乗せてこらえたが止められない、ビューん、ギューっと竿を絞め込み、磯際を右の沈み根に向かって走った…ヤバイ!! その途端、瀬ズレで高切れ。ウキごと持って行かれてしまった。
重量感と走り方から石鯛の様だった。
その後もアジの回遊はみられず、暗くなってウキが見えなくなったので、二人とも大アジ不発でモイカ釣りに切り替えた。
潮止まりから下げ潮変わる時間からアジ泳がせ釣りを開始。買って来たアジはこの時期の釣りにチョット大きいなと感じるサイズ。だが思いの外良く泳ぎ、良く潜ってくれたので、泳がせには良いアジだった。だが肝心の潮は相変わらずトロンとしている。俗に言う死に潮である。
やがて大きな月が昇って来た。腹が減ったのでアルポットでお湯を沸かして居たら、衛藤さんが『アタッテルヨー!』とモイカのヒットを知らせてくれた。急いで釣り座に行き、竿を取ってゆっくり聞き合わせするとグイー、グイーとモイカの引きで竿がしなる。竿の弾力を使いながら30mほど沖から慎重に寄せて来た、ウキが上がりモイカが見えて来た…ヤバイ、食腕一本だけだ!バラス心配が有るので衛藤さんにタモ入れをお願いして貴重な1杯目をゲットした。700gくらいのこの時期にして良い型たっだ。
仕掛けを遠投して流しておいて遅夕飯。食べながらチラチラとウキを見ると潜ったり出たりと怪しい動きをしているので、竿を取って道糸を張ると竿先にアタリが出た、ゆっくり聞き合わせをしてフッキング。300gくらいの小ぶりのモイカちゃんゲット。
午後10時過ぎ、少し大きなアジを付けて遠投して置いたら、ウキが潜ったまま動かない。もしかして潜り過ぎて根掛りでもしたのか、と心配しつつフケ糸を取って竿を立てたら…ギューン、ギューンと竿が曲がる。ヤッター!モイカが居喰いしていたのだ。重量感が有るのでしっかりフッキングさせてから寄せに掛った。
瀬際に来てからキャップライトに浮かび上がる白い魚影は…ちょっと大きいぞ!慎重にタモ入れして3杯目をゲットした。1杯目よりはワンサイズアップして800gオーバーだった。
潮は満ち潮に変わったのだが…サラシ前の潮は動かない。仕掛けを投入したまま釣り座の椅子に座ってラジオを聞きながら暫し休憩。
真夜中過ぎ、相変わらず快晴で月光は天空に煌々と輝き、それまで北西から吹いていた風が変わって南西から吹き始めた。風向きが変わった事で流れ藻やゴミが流れて来た。潮はトロンとしているのだが表層は風に吹かれて早いから、遠投した仕掛けの道糸に流れ藻が掛って引っ張って行くので釣り難い。
深夜2時過ぎ、オガライトに火を付けて暖をとれるようにした。
今回は衛藤さんが大苦戦を強いられている。いつもは早々と5杯以上釣って寝てしまっている時間なのだが、釣れるまでは寝られないと言って頑張って居る。そんな衛藤さんだったが、短時間だ潮がゆっくり左に流れ出した時だった、遂に待望のヒット!貴重な一杯目を慎重にタモ入れしてゲット!(ゼロと1では大違い)
しかし、その後は又潮がドロンと死んでしまったので、衛藤さんはオガライトの傍で仮眠に入った。
私は月が出ている間にもう一杯釣りたいと、一人仕掛けの投入を続けて居ら…潜っていたウキが動き出した…待望のヒットだ。
やや小ぶりでは有ったが、ヤッター4杯目!
すると衛藤さんが起きて来て、釣りを再開したのだったが…ノーヒットで夜明けになってしまった。
朝方、回収時間まで2時間ほどあったので、朝マズメの回遊アジを釣ろうと二人でフカセ釣りをしたのだが、アジもクロも喰って来ないそれどころか、全く魚の気配なしで納竿、片付け。
<釣行の様子は、写真と合わせてご覧ください>
今年春先以来のモイカ2人釣行である。 気温は低いが天気は良く、笑顔で出発! |
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地磯3番、先客の3人と入れ換わりに渡礁 先客はレギュラーサイズのクロとアジを釣って居た |
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栄福丸が先客3人の回収に来た | |
大きな月が昇って来た | |
今回の一杯目 | |
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E様、頑張って居たのだが…遂に戦意喪失 焚火の横でしばしの仮眠 |
早朝、陽の出直前 | |
陽が昇り、納竿して回収を待つ | |
回収を待つ間も、E様は仮眠を取って居た お疲れ様でした! |
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天候は良かったが、気温が下がって冷え込んだので、 防寒着とオガライトを用意して正解だった。 |
■ 今シーズン、モイカは好調と聞いています。今回は生憎潮が通さずに苦戦を強いられたが、潮次第で期待十分。
来月になったらまた来よう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜