とき:2019/11/10、大潮
ところ:佐賀関、地磯
ねらい:モイカ


久し振りに衛藤さんと釣行の打ち合わせをして、金曜日に釣果が有ったと言う地磯でのモイカを狙って遊ぶ事に決まった。
日曜の昼前に出発して、佐賀関の漁港に行き、昼食。

衛藤さんにお任せして、先ずは泳がせ用のゼンゴを確保する事にした。暫くはコマセに群がるスズメダイが邪魔をしたのだが、やがてスピードの速いゼンゴがサビキに掛るようになって30匹程が活かしバケツに溜まったので終了。
餌屋で買ったら3000円相当を確保出来た。


好天の昼下がり
手慣れた段取りでサビキ釣りを始めた衛藤さん
コマセに群がるスズメダイは数百匹
その中から上手にアジを釣り上げる
衛藤さん…流石です

ゼンゴを確保たので、次は釣り場所の確保だ。幸い、近くの道路わきに有る地磯が空いていたので、車を停めて道具を運び準備開始。

私がエギングと泳がせのセッティングをしていたら、衛藤さんは日没まではタップリ時間が有るからと、ホゴ釣りの支度をして横のテトラに行って釣り始めたと思ったら、間もなく『釣れた~!』っと叫んだ。

海に向かって右側はテトラ、テトラから5~10-メートル沖側に藻が生えている。藻は海面下に有り見えない。先ずは藻場の少し沖側にエギを投入して探って行き…根掛りする位置を確認しながら、モイカを誘ってみたが…全く反応無し。次に、左手に有る低い岩礁の先に投入して探ってみたが…こちらも何回投げても全くヒット無し。最後に正面を扇状に遠投しながら探ってみたが…こちらもノーヒットだった。

ホゴ釣りをしていた衛藤さんが戻って来た。何とか4匹釣って居たのだが…、波の影響で仕掛けを3つも失ったと悔やんで居た。

釣り座右手のテトラ   

釣り座は南東向きで、風は南西から吹いていた。

釣り座の風景  

日没と同時に月が昇って来た。

衛藤さんにお湯を沸かしてもらって暖かいカップラーメンを食べ、防寒着に着替えてから2人で泳がせ釣り開始。
二人で、広範囲に仕掛けを投入してモイカのアタリを探ったが、ゼンゴを釣るようには行かなかった。

嬉しい事に釣って来たゼンゴは泳ぎが良い。餌屋で買うゼンゴは泳ぎが悪く、潜らないのだが、釣って来た奴らは元気で小さいのも良く泳いでくれた。

右に投入すると、藻の中に潜ってしまう。潮は満ち潮も下げ潮もズーット左流れで、狙いたい右流れに変わる事が無かった。

電気ウキがハッキリ見え、月も昇って明るくなり始めた頃、初めのヒット! 400gくらいだが嬉しい1杯だ。
潮が速くなって、右前に超遠投しても、左に流れて行った時に沈み根の向こうに流れて行く、すると回収する時に根掛りしてしまう。

その辺の状況を把握しながら、投入ポイントと流す範囲を考え、ウキ下を調整しながら辛抱強く投入を繰り返していたら…久々にヒット!。チョット大きい600gくらい。

残念な事に空に雲が広がって来て、月が隠れておぼろ月夜に成った。

何度か新子に追われてゼンゴが反応するもののフッキングしない事が有った。
ゼンゴを見ると頭を少しかじられていた。

衛藤さんが『1時間に1杯位しか釣れない』と言っていたのだが、全くその通りだった。

その後、何とか300~400gを追加して干潮の潮止まり。餌のゼンゴも無くなったので終了とした。
結果私が4杯、衛藤さんが3杯の釣果でした。
食べ頃サイズのお土産が出来た。

皮肉な事に、終わる頃になって空は晴れて大きな月が現れてきたのだった。

■衛藤さんのお陰で、楽しい釣りが出来た。次の満月には県南の地磯に上がってモイカを釣りたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜