とき:2018/06/16
ところ:NFC
ねらい:真鯛?
台風6号が沖縄から奄美の東を北上中。50年に一度の記録的な短時間豪雨が降り各地で被害が出ていた。
週末の釣行は心配していたのだが…直ぐ温帯低気圧になる、更に大分は雨が降らないとの天気予報になったので、ちょこっとNFCに行って遊んで来た。
午後4時頃にNFC到着。T先生と宮崎のご夫妻が竿出し中だったので、ご挨拶して前筏の横で竿出しさせて頂いた。
日が長いので日没までのゴールデンタイムがとっても長い時期だ。ゆっくり準備してから、コマセを打ったらコッパグロとアジゴがワンサカ、ワンサカ集まって来て水面でバチャバチャの大騒ぎ。(なんぎやな〜)
夕方にキープできたのは…キス25cm、アジ25~30cm。それからコマセワークと付け餌に工夫をして釣って居たら、なんと大チヌがヒット。ジャスト50cmが釣れた。
暫くしてチヌ40cmが続き…2匹ゲット。
コッパグロと暫し遊んでいた。やがて潮の流れが変化した、すると…ウキが走って行った!来たー!合わせをくれてリールを巻き始めた途端、グウンとさおを曲げ、ジャーっとドラッグを鳴らして道糸が引き出された、ドラッグを絞めて止めようとしたが間に合わず!! 既にアンカーロープの下を走って行き、最後はハリ外れだった。残念ながら、サシエを銜えたが飲み込んでいなかった様だ。
仕掛けを回収したら、道糸のウキ止めからサルカン迄の途中、3メートルほどザラザラになっていた。危ない危ない!よしんばフッキングしていても道糸が切れてしまっただろう。
ここでの大物釣りはアンカーロープを交わせるか否かで勝敗が決まる。
だが…毎回の様にフッキングした真鯛は隣の生簀の下に向かって走る、結果としてアンカーロープに走るから始末が悪い。
その後9時頃までやったが、餌盗りばかりで本命の反応が無くなったので、中断。仮眠…。
翌朝4時半から竿出しするも、前日同様コッパグロとアジゴがワンサカ、ワンサカ集まって邪魔をしてくれる。サシエが底まで届かないから、本命が来ても空バリ状態になっている。これじゃ釣りにならない。ダゴチン釣りが良い様だ。
7時に納竿して終了した。
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オマケ:
片付けをしていたら船長が用事が済んで戻ってきた。二人で談笑しながらふとゴロタ石とカキ殻の波打ち際を見たら、なんと50cm程のチヌが6匹ウヨウヨと同じ所を泳ぎ回っている。水深1メートル弱の所だ。船長に「何をしているのだろうか?」と聞いたら「岩の隙間に居るカニを食べているのだ」と教えて頂いた。時には尾で石を跳ね除けてカニを食べる事もあるとのこと。時には岸に昇ったカニを海中から眺めていて、海に降りて来るのを待っている事も有るそうだ。魚たちの知恵、学習能力は凄いな、と思った。
チヌも真鯛も産卵直後には、甲殻類を食べて体力を回復させるのだそうです。
更に、昔は波打ち際が真っ黒になる様な事が良くあったそうだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜