とき:2020/04/04-05、中潮
ところ:西の浦釣りセンター(NTC) 前筏
狙い:真鯛、他

サクラが満開になった先週末、またぞろNTC(Nishinoura Tsuri Center)に行って遊んできました。

金曜日、夕飯を食べてからHPのキリ番をゲットした船長へのプレゼントとマグネットステッカーを作った。
土曜日午前10時に出発。佐伯でコマセを多目に買い、昼頃到着。

前筏には誰もいなかった。いつもの釣り座にセッティングを済ませ、コマセを打ち込みながら昼食を食べていたら、立川先生がやって来た。

快晴だが北から北西の風が冷たく、時折強く吹き抜けていたので、防寒着を着ての釣りになった。
いつものことだが日中は真鯛も、チヌも、アジも回遊してこないので、夕方の時合になるまではポイント作りだ。
幸いにもコッパグロ、ハゲ、コサバなどの非対象魚などが居なかった。

生野さんの息子さんが友人と二人で来た。なんとモイカ釣りに来たと言う、マルバエに渡礁すると出て行った。

釣り始めてから3時間、ほとんど底潮が動かない、沖アミの付けエサが残る、魚が居ないのか?食い気のスイッチが入らないのか?…陽が山に掛かり夕マズ目の「ゴールデンタイム」になって来た。

やっと付けエサが盗られ始めた。しかしシモらせているウキにアタリが出ないが、魚の気配を感じ始めたので、コマセの打ち込みをウキに集中し、ウキの動きに神経を集中する。 風で表層が流れているが、底潮は動かない。

止まっていた潮がユックリだが左前に動き始めた、すると…ウキがスーっと入って行った!すかさず竿を立てて合わせをくれたら、乗った!小気味良い引きで釣れたのは35pのメイタだった。針を外してリリース。(家内から注文が無い限りチヌは写真を撮っても持ち帰らない事にしている)

夕凪になり風が止んで海面が穏やかになり、筏も揺れなくなった。

時合が来た、コマセを打ち、仕掛けを投入…追いコマセをピンポイントに打ち込む…打ち込んだコマセの配合成分がユックリと沈下していく時間をカウント…ウキが消込んだ!竿に乗った、合わせをくれてから走りを止め、竿を操作しながらうかせに掛かるが…かなりの重量感で抵抗する、鯛っぽい…ドラグを鳴らす程ではないが良い感じで引きを楽しめるサイズだ…そして魚体が見えてきた、真鯛だ、タモに誘導してフィニッシュ! “獲ったー!”53p、3.5s
血抜きして、急所を〆、写真を撮って、クーラーに収めた。

それから暫くはアタリが遠のき静寂の時間が過ぎて、夕マズ目終盤の夕暮れ、既に月は頭上近くに出ていた。早目に電気ウキを点灯して手返しを続けて次の魚が来るのを待つ。コマセの投入は切らさず手返しを続けて魚を呼び込む。

天気予報をチェック、佐伯に強風注意報が出てた。

ウキにチョンとアタリ、付けエサが盗られ始めた…アジらしい。潮位の変化を見ながら底タナを取り直し、少し浅くして針掛かりを良くする。

期待通りアジが回遊してきた。それからは先週と同じように釣っても釣ってもアジ…これを始めたら楽しくて止められない。
家内に電話して「アジが釣れてるけど要るか?」と聞いたら「配るところがあるから持って帰って」と言われた。船長が帰り際に「アジを釣って置いて欲しい」とスカリを用意してくれたので、それからは晩飯も食わずに釣り続けた。
多分70匹は釣れただろう。
 はっはっはっ…釣りバカだね!?

天気予報では翌朝から寒気が入り風が強くなると言うので、用意したコマセを打ち切って納竿とした。
道具を片付け、釣り座を洗い流してから道具を洗い、塩抜きしてから車に戻った。

腹が減ったー!アルポットで湯を沸かして、キツネとタヌキを食べた。

翌朝、船長が釣ったアジの小さいのを選んで刺身と、アラの吸い物を添えて作ってくれた。
すしネタサイズのアジは、シコシコとした歯ごたえで甘く、お吸い物は癖がなく旨味がありどちらもとっても美味しかった。
船長ごちそうさまでした!


帰り支度を済ませて暫くしたら、生野さん達が帰って来た。釣果を聞いたら、ヒットが少なかったが大きいのが釣れたと言ってクーラーから出してきたモイカは…この時期のサイズでデカい。
検量すると、2.5s有った。モイカ釣りを去年から始めた彼にとっては記録更新だ。
おめでとう!記念写真を撮った。

そこら中に見られるサクラが満開の時期、キレイだ、春爛漫だ!
別府に戻り、インターから境川沿いを下って西別府病院前から下流にかけての桜並木は今年も満開の桜、車を停めて写真を撮ってから帰宅した。

<実釣風景>

釣り座
立川さん
真鯛(メス)
アジ(自宅用)
アジ(船長用)
クーラー
魚の上に濡れタオルをかぶせ、その上に氷

真鯛、尾の先が少し折れ曲がっている
日曜の朝

風が出始め冷たい北風が吹き始めた
絶品アジの刺身とお吸い物
栄福丸が帰って来た
デカバン モイカ ゲットの生野Jr.

おめでとうございます!


   若さだね、燃える男は半袖だ!
春 爛 漫

◇ 天気、潮、釣果に恵まれて、楽しい釣りが出来た。おまけに美味しさと美しさ…味覚と視覚も楽しめた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<追記>
 毎日新型コロナウィルスのニュースがモーニングショーに始まり深夜のニュース番組まで…新たな感染者が人口密度が高く経済活動が盛んな都市においてパンデミックが発生している。病院における院内感染や介護施設、バー、クラブやサロンなど職場以外の濃厚接触を余儀なくされる環境で、突然多数の感染者が発生する。
政府は国民に密着、密集、密閉を避ける行動自粛を求めているが、仕事柄そうすることが直ぐには出来ない人も多くいる一方で、若者など多くは無頓着無警戒である。
目に見えないミクロンサイズのウィルス菌。感染しても暫くは自覚症状が出ないから、感染者本人は通常通りに他人と接触してしまう。怖いことに、まさか自分は感染しないだろうと考え、死に至る病の恐怖心も危機感も無い人がいる事だ。
ウィルス菌との戦争状態にあることを自覚しましょう。

4月7日には「緊急事態宣言」が首都圏と北海道に出される。
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