とき:2013/12/22-23
ところ:沖の作バエ
ねらい:寒グレ(クロ)
久しぶりに寒グレ釣りで沖磯に上がることになった。
北さんのみかん収穫が済むまで待とうと言っていたら、例年より一月ほど遅い収穫になったので、今回は本当に久しぶりのクロ釣りだった。
週末ごとにみかんの収穫に追われてくたくた状態の北さんなのだが、末さんと一緒にクロ釣りが出来ると元気な声で連絡が入った。
前日からNFCの筏で遊んでいた私も、昼前に片付けて磯行きの準備を始めていたら、北さん達が到着。船長が待機していてくれたので、直ぐに荷を積み込んで出発。
沖黒も仙崎も満員らしい。希望していた東のサラシは、残念ながら既に次の泊り客が待機していたので断念、向かいにある沖の作バエに3人で渡礁した。
沖の作バエ;先客が二人いて竿出し中。我々は荷物を高い風裏に運んで先客の回収時間の3時まで待機。
末さんがクーラーボックスから取り出したのは好きなビールだ。先ずはみんなでビールビを飲みながら、コマセ作りやタックルのセッティングなど準備に取り掛かった。
この磯に初めて渡礁した末さんは、ビール片手に沖側の岩に上って釣り座の様子を伺っていた。
元気印の北さんの御馴染み“ご機嫌ポーズ”。
釣り座の下見を終えた末さんが戻ってきて・・・ピースサインだ。
勿論私もカンパーイ!
先客は沖黒方向から吹き抜ける強い北西風に苦戦しながら、下げ潮を釣っていたが、2時半頃には納竿して片付けを始めた。それを機に末さんは沖向きの高い岩に道具を運び、本命の夕マズ目の満ち潮を狙って竿を出した。一方北さんはゆっくりと支度をしていたが、やがて二人は高い釣り座からの挑戦を始めたのでした。
私は、先客が回収されてから一段低い釣り座に道具を運び、少し遠投してシモリの先を流れる沖の潮目に的を絞り、流れに沿って暫くコマセを打ち込んでから、やおら第一投を潮上に投入した。風が強いので、1号ウキに1号鉛、潮受けヨリ戻し、ハリスのチモト少し上にガン球2号を打って風に負けない引っ張りを演出して流した。
やがて流れていたウキがなじんで潮に乗って行った・・・見えづらくなったところで道糸が走りファーストヒット!30cm程の口太がヒットしてきた。干潮のため足元のハエ根が浅く、ヤバイのでうねりの動きを見ながら一気にハエ根の上を泳がせ抜き上げた。
そんな釣り方で30~37cmを3枚釣ったところで暗くなり始め、潮が足元までかぶり始めて危険になったので釣り座を撤収し、道具を高い段に移動して初日の短い釣りを終了。お約束の宴会に突入。
日が短く、夕マズ目の時間はあっという間に過ぎて行った。
末さんが用意した手作りコンロに炭火を起こし、暖をとりつつ焼肉パーティー開宴 | |
焼く、食べる、飲む・・・焼肉の後におでんも食べたのだ | |
飲んで食べて宴会を満喫してから 場所を移動して オガライトの焚き火に当たりながら 釣り談義が続いた 夜もふけて、 お疲れの北さんは寝袋に包まって、 すぐ爆睡モード突入 ・翌朝日が昇るまでぐっすり寝ていたのだった。 |
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この後、月が昇ってきたので、私はモイカを狙ってエギングをやったら、なんと4杯釣れたのだった。 |
この時期は、モイカ釣りの道具を持参すると良い。
今回もモイカ釣り用の竿、リール、エギを用意していたので、月が照り込んで来たのを見計らってエギングを試みた。
とりあえず左手から扇状に遠投して探ってみたら、正面から右手に反応が出た。
数投目にかすかなアタック信号を捕らえたので、同じ筋をトレースしたらふたしゃくり目でフッキングした。寄せて抜き上げてみたら500gほどのモイカ。それから中央から右手を集中的に探ってみたら、風と潮流が同調していた為、エギはかなり早く右に流れていく。ちょっと油断すると足元から伸びたハエネにあたり、そこに生えた海草を引っ掛けてくる。1時間ほどの間にエギを2本ロスト。更に500〜700gを4杯ゲットしたところで竿の穂先を折ってしまい万事窮すxxxx。末さんと火に当たりながらウトウトと夜明けを迎えた。またまた睡眠不足だ〜!
翌朝、日の出とともに釣り開始。
先ずは海の観察から。潮の流れは変化してはいるが、表層の風波の影響で流れは右流れの片潮に見えた。
なんとか潮の変化を捉えようと考えM-0のウキにして完全フカセで遠投気味に仕掛けを飛ばし、仕掛けの馴染み具合と流れる方向を広範囲に探った。
始めにクロがヒットしたのは左手のサラシの流れだった。そこで2匹ゲットした後流れが止まったので、朝食休憩をとった。
休憩後、回収の昼まで約2時間と思って釣っていたら、船長から2時半回収と北さんの携帯に連絡が入った・・・(このとき私の携帯は電池切れになっていたのだった)。
それではと、残りの集魚剤をバッカンに入れてたっぷりのコマセを使って沖の潮目をピンポイントで狙った。遠投したコマセの沈下状態を観察しながら仕掛けの投入点を調整した。
明らかに上潮とその下の潮は逆に流れていた。
風と表層流に流されてポイントを外さない様に慎重にふけ糸を操作しながら、道糸を送り込んでいく。光の加減で30mほと沖に流れる仕掛けが良く見える。着水後、仕掛けはゆっくりなじんでからコマセの帯に沿って斜めにゆっくり沈んで行き・・・ヒューっと走った。すかさず竿をあおると竿が曲がり魚信が伝わってきた。丁度40cmほどの口太だった。なんとも気持ちの良い1匹だ。その後同じポイントでもう1匹追加したが、その後潮流が大きく変化して思うように流せなくなったので、見切りをつけて納竿にした。片付け始めたら、北さんが船長から“これから回収に行く”と連絡が来たと知らせてくれた。
二日目の様子と釣果 | |
後ろからの強い北西の風 風の影響で満ち潮が行かず 右流れの片潮 二人とも二枚潮と風に苦戦 |
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末さんは休まず攻め続けていた 北さんは早めに休憩に入った |
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沖黒の一級ポイント “東のサラシ” | |
沖黒 “警察バエ” | |
珍事件 休憩時に海を何気なく見ていたら、5メートルほど の大きな魚が海面にジャンプして平を打ち泳ぎ回 っていたが、やがて刺し網のブイが横走りして海中 に潜って見えなくなり、暫くして片方だけが浮いてきた。 網にデカイ奴が掛かったと思い、船長に連絡した ら、丁度仙崎の回収の帰りだったので来てくれた。 浮いてきたブイを手繰って調べてもらったが・・・ 彼奴は網から抜け出して逃亡したらしく、何の 手応えもなかったと、船長から電話で連絡があり 釣りセンターに帰っていった。 |
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釣果: クロx7 モイカx4 |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜