とき:2015/1/18
ところ:蒲江/仙崎・浦島横
ねらい:寒グレ


数少ないクロ釣りだ。久しぶりに沖磯にてシーズンの寒グレ釣りを決行した。17日夜NFCに北さん、末さんに大平さんと友人の5人。更に北さんの知人でNFCに永年かよっているベテラン釣り師二人が加わった。今回は久しぶりに仙崎の磯を狙った。
出発直前まで末さんが用意してくれた炭火コンロで焼肉パーティー、皆で元気を注入していたら、船長から出発準備の声が掛かった。

予定より2時間も早かったので、パーティーを切り上げバタバタと準備を整えて栄福丸に乗船。全員揃ったところで即出発。
長太、千畳、水鳥、沖黒と見て行き、危険なカベに一人瀬上げし、沖作バエを見ながら船首を仙崎に切り南下した。

若いイケメン二人を浦島に上げ、続いて北さんと私が浦島横に渡礁。ベテラン二人はカンノン、そして末さんは地磯に上がり化け物退治に挑戦となった。

瀬上がりして直ぐにやったのは、火を起こすことだ。私はオガライトに火をつけ、北さんは“手製携帯用簡易コンロ”に炭火を起こし、ケトルを乗せた。
時間がタップリあるので、闇夜ながらモイカをと思い、エギングをセットして30分ほど探ってみたが…ノーヒット。

北さんはアルコールで、私はホットドリンクを飲みながら暖をとりながらしばし談笑。クロ釣りタックルをセッティングしているうちに東の空が明るくなってきた。

朝は、下げ潮なので潮が通せば期待できる。火のお陰で指先はかじかまず、仕掛け作りも餌付けも問題なかった。

先ずは手前から仕掛けを入れて行くが、足元には大きなハエ根というかでっかい岩が横たわっているから、その岩の隙間とその先を狙う釣り方になる。

しばらくコマセを打ち込み、少しづつ先の流れを狙うのだが…その先の潮がうろうろとして一定の流れを作らない。M-0のウキ、完全フカセで狙うがアタリがないまま餌が盗られる。犯人はキタマクラだ。アタリを捉えやすくする為にウキをM-G2に変えてG2カラマン棒+潮受けで仕掛けの張りを作り、少し沖に投入して潮の流れに乗せたらやっとヒット!35cmクチブーをゲット。その後は間をあけながらコッパを6連発するも、サイズアップしない。ジンタンを打ってゆっくり沈めて底まで探ると、餌を盗られるがハリ掛かりしてこない。ジンタンを外して仕掛けを潮に引かせて沈みぎみに流す…HIT! やっとキープサイズを追加だ。

その後、潮止まりで更に沈黙の時間が流れた。と言ってもその間に遅い朝食をとって腹ごしらえ。

さ〜て、満ち込みになったら流せる範囲が極端に狭くなる。右手に北さんが竿出し中だから、正面から左の離れ岩までの狭い範囲でしか流せない。
しばらくは潮が抜けず、潮代わりの底と表層流が一致しないおかしな状況。底のハエ根に当たった潮が湧き上がるようになり、手前は流せないので、離れ岩の向こうに流れる潮に乗せるようにするのだが…始めはすんなりとは流れてくれない。

仕掛けを変え、遅い潮になじませながらコマセを同調させる。キタマクラに邪魔されてクロの口まで届かない感じが続く。コッパを数匹釣ってはリリースをしているうち、ジンワリと潮が抜け始めた。だが…今度はヒットポイントが離れ岩の際からその下流になるので、ヒットしても獲り込みが難しい。強引に引きづり出したら、手前で口切れしてしまった。

この状況で、北さんは早々と納竿して片づけをはじめてしまった。

私はコマセが残っていたので、しばらく粘ってみたが、あんまり手応えがないのでやめることにした。

午後3時過ぎ、栄福丸が仙崎の回収に来た。次々と」回収して行き、沖黒、地磯と全員を回収して満員でNFCに帰港した。

末さんは化け物に何度も突っ込まれ、ぶち切られながらも奮闘したが…今回もあえなく撃沈した。

渡礁したのは深夜2時過ぎ
早速火を起こした
北さんは炭火コンロ、私はオガライトを燃やして暖をとりながら夜明けを待った
06:45イケメン二人が竿出し開始
大平君がクロをゲット
北さん小休止
どうも潮がおかしいね、っと私
潮止まり頃にはどこも休憩
気温が上がり、防寒上着を脱いで休憩
写真は正直だ、貧果に表情が冴えないねー
北さんがタモ入れ
日が傾いた午後3時
早々と片付けて回収待ち
午後3時半、回収が始まった
仙崎の回収を終えて沖黒に向かった
元気なイケメンコンビ!
末さんの武勇伝で
談笑する末さんと大平君
カベの回収
名礁、東のサラシ
ウドバナ
長ミゾ
NFC船着場到着、全員で荷降ろし

前日の突風が止み、好天にまぐまれ、楽しいい釣行だった。釣れたクロは未だスマートな魚体で、今年のノッ込みは遅れているようだ。
皆さん、お世話になりました。またご一緒しましょうね!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜