とき:2014/12/28
ところ:畑野浦地磯・高鼻
ねらい:寒グレ


山北さんが、やっと釣りに行けるようになったので、久し振りにクロ釣りに行くことにした。これが結果的に平成26年の釣り納めとなる釣行となったのである。
ご存じの如く使うのは西野浦釣センター(NFC)、栄福丸である。27日夕方、磯釣り客が帰った頃を見計らってNFC到着。既にT先生が筏で釣っていたので、時間つぶしにチョコット前筏で竿出しして遊んだ。

日没後もしばらくは全く餌が盗られなかったが、満ち潮になった8時過ぎになってからやっとゼンゴが釣れ始めた。“モイカ釣りに使えそうなサイズだな”っと考えてしまう。型の良いのをキープし、ヒトツッパリ以下はリリ−スしていたら、T先生が大きなアラカブを釣り上げた。その後アタリが遠のいたので切り上げた。

磯釣りの支度をしてから、遅い夕飯と言うか夜食をとり、車中で暖を取りながら北さんの到着を待った。やがて午前1時便で沖磯に行く人達が揃ってきた。本当に久しぶりに北さんとお会いすることができた。相変わらずの笑顔…だが、前歯が1本消えていた。

船に乗って磯に向かうときは、今日はどこの磯に上がれるのだろうか?っと考えている。仙崎に行きたいのだが、地うねりがあるのでダメらしい。瀬付けが始まった、私はどこか分らなかったが、我々が先に瀬上がりすることになった。上がって北さんに聞いたらここは「高鼻の地」だと教えてくれた。釣り座は適当に高くて横に広く、沖向きは風裏になるので釣り易そうだと思いながら、モイカのエギングをセッティング。先ずは正面から探ってみたが、全くアタリが無い。そこでサラシができる右側に行き暫く探ってみたが、こちらも反応ゼロ。次に左側の磯際に降りて探ってみたが、こちらも反応ゼロリング…遂には張り根にガッチリフッキングさせてエギ1個ロスト。モイカ釣りをあきらめてクロ釣り仕掛けをセッティングして、お湯を沸かし、うどんと生姜紅茶オレで体を温め、夜明けを待った。

天候は曇りながらあまり冷え込みはきつくなく、指先がかじかむようなことはなかったので、餌付けなどはスムースに行うことができた。朝方小雨が降ったが、大したことはなくじきに止んでくれた。

北さんは左のサラシ前を釣るので、私は正面の潮の流れていそうなところM-0(zero) 号ウキで上から底までを広範囲に探っていった。30分くらいして魚信をキャッチ、上がってきたのは何とチヌだった。

その後、少し潮が右に流れるポイントに仕掛けが流れし込んで、仕掛けを沈めて行った…かなり沈んだところで魚信が来た。あまり強い走りではないが、適当に重量感が感じられる。左右に泳がせながら浮かせた、まずまずの口ブトだ、タモを出すがうねりでタイミングが合わず3度目でタモ入れ。回遊グレ特有の青味がかったスマートな魚体だ。
とりあえずキープサイズをゲットできたので一安心。

北さんは、疲労と睡眠不足に持ってきてアルコールが効いてきたのか、少し足もとが怪しい。(海に落ち込まなければ良いが、と心配だった)

その後は、手の平から足の裏サイズがヒットしたので、少し楽しめた。昼食にカップラーメンを食べ、ホットココアを飲んで小休止。
北さんもポツポツ釣っているが、やはりサイズアップせずでリリースを繰り返していたが、昼食後少し大きいのを捕り込んだ。

栄福丸が瀬泊まりの二人を連れてきた。

その後暫くアタリが遠のき、2時半過ぎアタリが出始めたがサイズアップせず。
終了前になって、アジとトウゴロウの群れがコマセに群がり入れ食い状態になったが、コマセが終了したので納竿とした。回収は3時半だった。

今回はオガライトを持ってこなかったので、
しっかり防寒対策をして挑んだ。
北さんはいつもの沈めスタイルで
釣り座全体は大変広く海面から4〜5mの高さ
こんな回遊木っ端が良くヒットした
北さんもカップラーメンで腹ごしらえ
やっとタモ入れサイズがヒット
早目に片付けを済ませ栄福丸を待つ
今回の釣果

年末年始は強い寒波で大荒れになるとの天気予報だったので、今回の釣り納めが実現できたことは、幸運であった。

皆様、今年一年お付合い頂き、誠にありがとうございました。
   未だ元気なので、2015年もお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜