とき:2019/08/24、中潮
ところ:豊後水道、水の子灯台手前本流筋
ねらい:ケンサキイカ

台風一過の週末。イカ釣りのリベンジ釣行に行ってきました。

お世話になったのは今回も一尺屋・上浦港の神幸丸。
木曜日から船長とLINEで連絡を取り合い、当日も昼前に船長から出港時間を夕方5時30分に早めると書き込みが入る。

道具は準備万端、車に積み込み、国道は混んで居るだろうと思い少し早目に自宅を出発。予定通り港には5時に到着。
乗船するのは前回同様の第八神幸丸。釣り座も同じトモ左だった。幸い降り続いていた雨が止んだ。

だが、出港時間になっても、二人のお客さんの到着が遅れている…。親父さんの神幸丸は先に」出港して行った。
私が乗った第八神幸丸の釣り客は…ミヨシに4人、トモに4人の8人で、結局30分遅れての出港と成った。

無垢島を過ぎた頃から風が出て来た…”雨風”と呼ばれる奴だ。案の定、小雨が降り出した。
港を出てから走ること1時間20分、やっとイカ釣り船団の近くに到着。

午後7時半過ぎ、シーアンカーが安定して、船長の合図で8本スッテ(電動竿)を投入。周辺の船団は30分以上前から集魚灯を点灯して居たし、日も落ちた。更に雨が続いたので、底は水潮に成っているだろうから、イカの群れは中層に集まっているのではないかと想定して、上から30メートルから始めた。

暫くして船中でアタリが出始めた。スッテを上げて光を当て直し再投入。35メートルまで落としてから誘い上げ、20メートルまでの範囲でアタリを待つ…すると…ツンツンとアタリが伝わって来た。上がって来たのは胴長20センチの小さいイカちゃんだった。そんなサイズがポツリポツリ釣れていたが、雨脚が強くなって来た。

ミヨシ左の遅れて来た若い二人は、イカメタルだけを使って立ちっぱなしで釣って居た。
アレ〜〜〜?彼らが釣るイカは型が大きく見える!?

勘弁してくれよ、風雨が一段と強くなった。風の影響か船が滑っている様だ、仕掛けが斜めになる…二枚潮の様な感じだ…アタリが遠のく。

仕掛けを回収して、一服。食事休憩。。。。私もイカメタルにタックルを持ち変えた。表層にはずーっとベイトの群れが回遊している。海面は吹き付ける雨粒が集魚灯に照らされて幻想的な表情を創り出している。
残りは1時間位か…未だ20杯を超したばかりだ。

スッテの上に集魚ケミを付け、上の浮きスッテはグリーン系、下のメタルスッテは昨日追加購入した定番の赤白30号とした。

仕掛けを少し遠投してPEラインをカウント…25メートルで止めて、一度大きくシャクッて数秒ステイ…1メートル巻き上げ、軽くシャクッてステイ…穂先が持ち上がる喰い上げのアタリ!シャクッてフッキング、竿にイカの重量感が…乗った!
ドラッグが滑る、船の揺れと烏賊の引きを交わしながら巻き上げる…プシュー!っと海面で一発噴射して30センチクラスが釣れた。メタルスッテに乗って居た。

それから同じ様に仕掛け投入、シャクリ、ステイ…ヒット!…ヤッホー!上の浮きスッテに中型が2杯抱き付いて、ダブルだ!
イカを外して直ぐ投入…23メートル、ヒット!引きが強い…なんと上と下にダブルで上がって来た。潮がなじんで来た。

時間は23時を回った、残り時間が少ない、手返しを早くして更に追加…雨は降り続いている。例の若い二人も頑張って居る。
*忙しいのと、雨が降って居るのでイカを釣った時の写真を撮る余裕が無い。

そして…無常にも終了の合図。最後の30分で11杯入れ喰状態、中にはパラソル級も混じって居た。やっと喰いが立って来たのに…願わくば、あと1時間、潮止まり迄釣らせて欲しかった。

夕方6時出港、沖のポイントに向かう
曇っているが未だ明るい

(やがて小雨が降り始めた)
弁当を食べてからメタル仕掛けを準備した

(横殴りの豪雨状態が写真でも分かる)
ミヨシ左の若者二人組
ズーッと立ちっぱなしで
仲良くイカメタルで頑張って居た

降り続く雨、気温が下がったので
レインウエア―を着て丁度良い

(帰路の船上にて)
でも、疲れた顔してるなぁ…

ある種の満足感と、もっと釣りたかった
と言う思いが交錯する

■闇夜なのは良かったが、雨には参った。でも滅多にない豪雨のイカ釣り、結構楽しかった。
 大漁では無かったが、まあ前回のリベンジには成功したと言っても良いだろう。未だ暫くはイカ釣りは出来る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜